1. ブログでPVを増やすには、SEO対策としてキーワードが重要になるが…
ブログでPVを増やしたければ、SEO対策として、キーワードを意識したタイトル、見出し、記事の書き方が重要になる。
Twitterの場合、ブログのSEO対策と比較すると、それほどキーワードの重要性が意識されていないかと思われる。
しかし、Twitterにおいても、大きなインプレッションを獲得する上で、キーワードが重要になって来ると思われる。
2. キーワードがツイートのインプレッションを左右する?
これは私の経験則になるのだが、同じような内容のツイートをしても、使用するキーワードによってインプレッションに大きな差異があるように思われる。
もちろん、一般的に有利なキーワードが存在するという訳ではなく、それは、アカウント毎のカテゴリーや過去のツイート履歴によって異なると思われる。
例えば、私のTwitterアカウントは、転職・就活・年収という、いわゆるキャリア系をテーマとしたものが多い。
そして、過去にバズッたツイートを調べてみると、特定のキーワードを使ったものが非常に目立つ。
例えば、三菱商事、ゴールドマン・サックス、楽天、東ガス、ベンチャー、東大、慶應、MARCH、年収というキーワードが含まれたツイートでバズッたものが多い。
反対に、三井物産、モルガン・スタンレー、サイバーエージェント、関関同立、アセマネ、公認会計士、婚活というキーワードを含んだツイートは、私的には自信作であっても意外に伸びないものが多かった。
その理由としては、同じ様な内容のツイートだと、業界トップや知名度の高い企業名や学校名を使った方が注目されやすいのかも知れない。Twitterはわずか140字なので、その中で目を引く強いキーワードがあった方が伸びやすいということだろうか?
その典型が、「三菱商事」で、就活の世界で非常に人気のある5大商社の中でも「三菱商事」というキーワードが含まれるとツイートは伸びる。他方、「三井物産」では、同じような内容であっても何故か伸びない。
また、就活がテーマの場合、「MARCH」というキーワードが含まれているとツイートは伸びやすいのであるが、同じような学校群の「関関同立」をテーマにすると、あまり伸びない。
それから、キーワードは自分の得意なカテゴリーに属するものの方がツイートは伸びやすい。例えば、「年収」も「婚活」も非常にTwitterの世界では、人気のあるテーマであるが、私の場合は、普段発信するツイートが、ビジネス系であるため、「年収」というキーワードは伸びやすい反面、普段は恋愛・婚活系の話題を発信しないので、「婚活」に関する練ったツイートをしても不発に終わることが多い。
3. Twitterフォロワーを増やす上で、キーワードをどう扱うべきか?
① ツイートするにあたって、強いキーワードを使用することを意識する
これは、特にツイートの主語を考えるにあたって、意識すれば良い。
例えば、「最近は商社の若手社員の退職が多い」という内容のツイートを発信するに際して、「最近は三菱商事の若手社員の退職が多い」とした方が良いか、吟味すべきであるということである。
もちろん、主語を変えることによって、ツイートの発信内容・趣旨が変わってしまうのは問題であるが、伝えたい内容が変わらないのであれば、より強いキーワードを主語に用いた方が、ツイートが伸びる可能性がある。
② 自分にとって、強いキーワードを発見し、まとめておくこと
Twitterフォロワーを増やすためには、多数のツイートを継続的に発信し、より多くのバズツイートを生み出すことが必要である。
しかし、毎日ツイートのアイデアを考えるのは大変だし、どうすればバズるツイートを生み出せるのかは非常に難しい問題である。
しかし、自分の過去にバズッたツイートを数多く抽出し、チェックしてみると、結構、特定のキーワードを使用したものが見つかると思われる。そして、20~30個、自分にとって強いキーワードを整理することが出来ると、ネタがなかなか思い浮かばない際には、そのキーワードから逆算してツイートを考えるということが可能となる。
そうすると、Twitterを継続していくうちに、得意とするキーワードが徐々に増えていくので、それらを整理して、有効活用すれば、どんどん伸びるツイートを作り易くなる。
キーワードが100個以上になると、それらをローテーションして回して行けば、ツイートネタに困らなくなるはずだ。
また、Twitterフォロワーを継続的に増やして行くためには、自分のターゲットやカテゴリーを徐々に拡げて行くことが必要となる。このため、現時点では強くないカテゴリーやキーワードであっても、継続的に発信すれば強いキーワードになっていく可能性がある。従って、目先は伸びなくても、将来有望なカテゴリーであれば、戦略的にあえてそのカテゴリーのキーワードを使っていくという方法もあるだろう。