【アクセンチュア】総合コンサルが採用したいと思う若手の特徴【ベイカレ】

新卒・中途の採用過多が気になるが、ITコンサルは将来も有望?

ITコンサルを手掛ける総合コンサルは、波があるものの、新卒・中途のいずれにおいても非常に積極的な採用をしている。

コロナの当初はヤバいと思われた時期もあったし、最近でもリストラの報道がされたりもするが、長期的に見ると、採用意欲は強い。

今後も浮き沈みはあるだろうが、日本においては少子高齢化は不可避であり、また、あらゆるビジネスにおいてIT化は進展するだろう。そうすると、業界を問わず、企業は効率化のために、IT強化・IT投資を続ける他なく、総合コンサルに対するニーズは衰えないのではないかと予想される。

また、新卒・中途採用の採用過多の問題はあるが、そもそも、総合コンサルは実質的に終身雇用ではないので、余剰人員を抱え続ける必要は無い。このため、絶えず人材の入れ替えが生じるので、今後も総合コンサルに中途採用で入社するチャンスはあるだろう。

仕事はハードで終身雇用ではないが、スキルを付けて活躍したいというニーズの強い人材にとっては、魅力のある業界だろう。

そこで、中途採用で総合コンサルに転職するためには、どのような特徴を備えることが必要か気になるところである。

総合コンサルに強い転職エージェントに聞いた、総合コンサルが欲しがる若手の特徴

総合コンサルは入れ替わりの激しい業界であり、かつ、人材が唯一の経営資源でもあるので、絶えず優秀な若手を探している。

そこで、総合コンサルに強い転職エージェントに、具体的にどういった特徴の若手ビジネスマンが人気があるのかについて聞いてみた。その結果、以下のような回答を得た。

高学歴であること

これは少々意外な気がした。何故なら、実力主義で知られる総合コンサルにおいては、コンサル業務で実績を上げることさえ出来れば、学歴など関係無いと思われるからである。

また、新卒採用においても、大手商社や金融と比べると、学歴フィルターは比較的寛容で、Fランでも能力があれば内定を取るチャンスはある。

この点、エージェントによると、理屈としてはその通りなのだが、中途採用においては大量のレジュメが各エージェントから送られてくるため、書面審査の都合上、高学歴の方が注目されやすいということだ。

なお、高学歴の定義だが、早慶・旧帝だと加点されるというイメージだそうだ。
特に、大手金融のリテール営業で燻っている早慶以上の若手は人気だと言う。

英語が得意である

これも意外な感じがするかも知れない。
何故なら、総合コンサルの場合、英語のプロジェクトもあるが、多くの場合は日本語で対応できるケースが多い。

ただ、英語が得意なことをレジュメで示すことが出来れば、差別化に繋がるし、賢いイメージを与えることが可能である。

その意味で、必須アイテムではないが、若手のポテンシャル採用の場合には特に加点材料になり得るということだ。

高いITリテラシー

総合コンサルにおいて、ITコンサルは収益の柱である。
文系でプログラミングが出来なくても、なるべくIT周りの素養が高ければ高いほど良いのは言うまでもない。

このため、例えば、メガの若手(文系、リテール)の採用を検討するにあたって、ITの専門性は期待していないものの、少しでもITへの学習意欲や関心度を示せるかということが大切だ。

必ずしもプログラミング講座を受講する必要は無いが、書籍でもネットでも、IT周りに関する学習をし、知らないながらも吸収しようという姿勢を示せることは必要だろう。

そうでないと、入社後は自分の知らないことばかりの環境において厳しい競争に晒されることになるので、強い成長意欲が無いと入社出来ても勝ち残れないということになってしまう。

美しい職務経歴書

パワポにしろ、紙の書類にせよ、とにかく美しい成果物を作ることがコンサルの仕事であるので、自分自身の職務経歴書(レジュメ)の見栄えが悪いと話にならない。

この点は、テンプレが横行している就活よりは、遥かに厳しくチェックされるはずである。
誤字・脱字は論外であるし、読み易い文章や、わかりやすい並べ方、一読して伝わる文章力等、かなり多くのことがここで試される。

意外に、高学歴で英語が出来る人なのに、レジュメの書き方がイマイチという人はいるので、要注意である。

なお、総合コンサルに強いエージェントの場合、非常に多くのレジュメを読んできているので、担当者が優秀であれば、アドバイスをもらえるはずである。

ここは書面審査において非常に重要な点なので、じっくりと時間を割きたいところである。

プレゼン能力が高い

これは言うまでも無いが、意外と対策が難しい。
何故なら、自分自身のプレゼンのレベルがどれくらいかを定量的に知る方法は無いし、プレゼンが上手くなるためには実践が必要なので本を読んだだけでは不十分だからである。

もっとも望ましい方法は、コンサル業界で生き残っている、イケてる同期に見てもらうことだが、それが可能な人は多くないだろう。

そこで、面接の練習のために、ティアを落とした非本命のコンサル、それが無ければ、ベンチャー企業等の面接を受けてみるのが良いかも知れない。この方法は、就活と同様である。

他には、十数万円程の費用が掛かるが、グロービスのプレゼン講座を受講するというのも悪くない。RIZAPと一緒で、お金を掛ければ真剣に受講するからだ。私は、プレゼン講座というとこれしか知らないが、他にも良さそうなものがあれば、そちらを受講しても構わない。
https://mba.globis.ac.jp/curriculum/detail/bup/

なお、面接に進むことが決まれば、予め想定問答を用意して練習しておいた方が良い。
緊張すると、本来の実力が発揮できない場合があるので、聞かれることが想定される基本的な項目(自己紹介、今やっている業務の説明、志望理由等)は準備しておくべきだろう。

専門性のある業務経験

総合コンサルに強い転職エージェントによると、これも非常に重要な項目だそうだ。

若手のポテンシャル採用の場合、ITコンサルの経験は問われないのであるが、現在でも何らかの専門性の或る業務を遂行していることが求められる。

その点、議事録作成とか社内の飲み会等のロジ周り(そういったソフトスキルも入社後は必要だろうが)では不十分であり、「何らかのプロフェッショナル」と思わせることが重要だそうだ。

コンサルにおいては、各業務における専門性(IT、マーケ、ファイナンス、人事等)と、各業界に対する専門性/業務経験(金融、自動車、電機、流通、エネルギー等)の2つの切り口があるので、例えば、銀行員においては銀行業務、或いは銀行業界については詳しい人材だと思わせることが出来ればOKなので、自己紹介、業務紹介において、そのあたりを上手く散りばめておくこともテクニックの1つだ。

在籍中の会社の企業偏差値が高い

これは、最初の就職先≒学歴、と言われる通りである。
現職の企業偏差値が高いと、見栄えがいいし、社内の教育研修体制も優れていると思われがちだし、そもそも優秀じゃないと企業偏差値の高い企業には就職できないと考えられるからである。

この点、メガとか大手商社とかは、レジュメは通りやすくなるのだろう。

反対に、本人が優秀だったとしても、この点で不利になるのは、現職がベンチャーのケースであろう。この場合も、最初の就職先が大企業でベンチャーに転職したというケースであれば良いのだが、新卒でベンチャーに就職した場合には、見映えの良い職歴が無いことになる。

この場合には、それ以外のファクターで頑張る他なく、TOEICのハイスコアがあれば安心材料になるし、ベンチャーでのハードワーク耐性をアピールする等、他の大企業には無い固有の強みをアピールすればいいだろう。

以上が、総合コンサルが欲しがる若手の特徴であるが、総合コンサルの場合は、5年後も同じ会社で働いている人は2割もいないと言われる厳しい世界である(良い意味でも、悪い意味でも)。

従って、どうやれば中途採用で総合コンサルに転職できるのかということだけでなく、入社後の働き方や、その次の転職先までも十分に検討しておくことが重要だろう。

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