- スキルの習得や転勤を考えると、金融リテール部門のままだと不安だ
- アセマネ、IBD、証券GM等の金融プロ職になって将来は外資等で活躍したい
- 総合商社やメーカー研究職に就職したが金融プロ職に興味がある
将来のキャリアを考えるにあたって、金融プロ職に興味をお持ちのエリートサラリーマンは少なくないでしょう。就活時においては、職種やスキルよりも「就職偏差値」を重視したり、就活時には金融専門職対応が間に合わず、大手金融の総合職(オープン)になってしまったというケースは珍しくありません。
しかし、社会人になってから、金融プロ職への転身(社内異動、転職)をするのは容易ではありません。そもそも、未経験者を対象とした募集がどれくらいあるのか、募集があったとしても、自分は内定できるのか、内定を取るには何が必要か?こういった情報は、就活とは異なり、就活メディアには書いておらず、自分で見つけるしかありません。
実際、私も転職・就活系のTwitterアカウントを運営し、フォロワーは3万5千人以上いるので(2023年5月6日時点)、DM等を通じて、この種の金融プロ職への転職方法やキャリアプランについて数多く相談を受けます。
金融プロ職、特に未経験からの転職はコツが要るため、事前の準備活動、転職エージェント探し、転職後のキャリアプラン、レジュメの書き方、面接対策等について適切な情報収集が求められます。
実は、私も5回以上の転職経験がありますが、こういった経験を通じて、必要な情報や対策を収集してきました。また、国内系及び外資系金融機関において、業務未経験者のポテンシャル採用に関わったこともあります。
そこで、この記事においては、
国内系アセマネ、国内系証券IBD、GMの未経験者採用について
- それぞれのキャリアプラン
- 正しい転職準備のテクニック(エージェント選びとレジュメの書き方
- 転職時の面接対策
について、詳説しています。
〇この記事を読むべき対象者は以下のような方々です。
- 金融リテール部門等から国内アセマネ、GM、IBDに転身したい
- 就活で思うような結果が出なかったので、転職でリベンジしたい
- 先ずは国内系金融機関でプロ職に就き、いずれは外資でアップサイドを狙いたい
- 商社やメーカー研究職から、自分の強みを活かして金融プロ職に就きたい
- 中途採用における万全なレジュメの書き方/面接対策/面接準備をしたい
〇他方、このような方は特にこの記事を読む必要が無いでしょう
- 既に外資系や国内系金融機関で金融専門職に就いている
- 現在の金融リテール職や事業会社の仕事にそれなりに満足している
- どちらかというとゼネラリスト志向で、いろいろな職種を経験したい
特に、本気で金融プロ職に転身したい方や、就活で失敗したので転職でどうしてもリベンジしたいという強い思いのある方は、是非ご一読下さい。また、何としても金融プロ職に就きたいという方のために、一般的には推奨していませんが、裏技的なルートも紹介しました。
基本的な転職の考え方や、就活との違いが十分に理解できていないままだと、同じことの繰り返しになってしまいます。
また、本記事をご購入された方には、出来る限りTwitterのDMを通じてサポートしたいと思います。
それでは、本編に進みましょう。