【年収1千万目標】初めての転職の教科書

新卒入社した人の約3割が3年以内に辞めてしまうといいます。
実際、就活生の憧れの5大商社においても、入社10年後には約1/3が退職するようになったと言います。

確かに、サラリーマンのキャリア形成において、「転職」というカードが、以前よりも積極的に使われるようになってきたように思います。

しかし、この転職が、十分な考察をした上での戦略的な意思決定に基づいてなされているケースはどれくらいあるでしょうか?

例えば、入社4年目、年収1千万円の5大商社マンが、年収500万円、ストックオプション無しでベンチャー企業に転職したケースを考えます。

この場合、何となく問題がありそうですが、具体的にどういう点が問題と考えられるのでしょうか?

また、30歳のメガバンカーがアクセンチュアに転職することを考えている場合、どういう点に留意する必要があるのでしょうか?

転職に関する情報はウェブ上に溢れていますが、転職する前に考えておくべき、キャリア戦略の基本に関する事項は意外と見当たらない気がします。

では、自分自身のキャリアに関する方向性を十分検討したとしましょう。
それでは、次に転職対象となる業界・企業を考える必要がありますが、現実的に転職が可能な業界・企業にはどういったところがあるでしょうか?

「現実的に」というところがポイントで、「三菱地所がいい」と行ったところで、転職可能性が無ければ意味がありません。そこで、今の自分が転職可能な業界・企業を探して、その中で応募して行くことになります。

どういう業界・企業であれば転職可能なのかについては、転職エージェントに相談する必要があるでしょう。その場合には、どういう転職エージェントに登録すればいいのか、知る必要があります。

転職エージェントと相談の上、転職対象企業が決まったとします。
その際には、レジュメ(職務経歴書)を作成する必要がありますが、どういった書き方をすればいいのでしょうか?就活のESとは何が違うのでしょうか?この点を十分理解して、出来の良いレジュメを用意しなければなりません。レジュメの質が低いと、書面を通過できず、面接まで辿りつくことができません。

質の高いレジュメを何とか作成・提出して、無事書面審査を通過すれば、次はいよいよ面接となります。その場合、面接で聞かれることを想定し、あらかじめ面接の準備をしておく必要があります。それでは、中途採用の面接では何が採用基準となり、具体的にどういうことが聞かれるのでしょうか?その際、どういう答え方をすればいいのでしょうか?また、就活の面接とは何が違うのでしょうか?

以上のように、正しい転職を実行するためには、多くのプロセスをクリアする必要があります。そこで、この記事では、転職に際して考えるべきこと、企業選定、エージェント選び、レジュメ(職務経歴書)の書き方、面接対策等について書いてみました。いずれも、「何故」そうすべきかという基本的な考え方について言及しています。

「初めての転職」ということを想定していますが、20代の若手に限らず、30歳以上でも転職未経験者には参考にしてもらえるのではないかと思います。また、転職希望者側の視点で書いているので、転職エージェントや就活メディア等の業界の人にも読んでいただけましたら幸いです。

詳しくは記事で

https://note.com/takatsu2019/n/nb38ad0238b39

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