【年収チャンネル】ベンチャー企業から独立して年収1000万円を稼げるようになる方法

序. 本当にベンチャー企業に行けば成長するのか、成長すれば稼げるのか?

フリーランスの王として知られるStockSun代表の株本氏は、ネット系ベンチャー企業を出発点として、20代で既に実質年収1億円を実現している。

株本氏によると、webマーケティング系のベンチャー企業で正しい働き方をすると、独立して年収1,000万円は確実に稼げるようになるという。

最近では、「成長するなら大手よりもベンチャー企業」ということで、あえてベンチャー企業を選択するという意欲に溢れた若者も出始めているという。

しかし、単にベンチャー企業に行きさえすれば「成長」できるかというのは保証の限りでは無いし、また、その「成長」によって実際それが年収増に結び付くのかという点も定かではない。

そこで、株本氏は自身の運営するYouTube番組「年収チャンネル」で相当具体的に、ベンチャー企業で修業して、年収1000万円を稼げるようになるまでの手法と骨子を語ってくれている。
https://www.youtube.com/watch?v=8UnRq5Zhb1g

それについて、以下、まとめてみたので、成長目的で敢えてベンチャー企業に入社して、高収入を実現したいという若者は参考にしていただきたい。

1. ベンチャー企業で成長し、独立して1000万円を実現するキャリアプランの全体像

株本氏によると、独立して1000万円を実現するまでのプロセスの概要は以下の通りである。

(1)独立するまでの準備段階

(i) 顧客ネットワークの構築(決裁権者1000人とFBで友達になる)
(ii)webマーケティングに関するスキルを習得する
(iii)人間力を磨く(ソフトスキル)

(2)独立してから年収1000万円を実現するまでのビジネスの拡大法

2. 独立するまでの準備段階(ベンチャー企業での修業時代)

株本氏は、ご自身の経験及び周りの成功者を見て、ベンチャー企業の中でもwebマーケティング系のベンチャーが極めて独立に有利であると述べられている。

そして、webマーケティング系のベンチャー企業はごまんとあるので、どこかに入社するのは容易であるということである。

このため、このキャリアプランはベンチャー企業の中でも、web系ベンチャーで働くことを想定したものとなっている。

もちろん、他業種のベンチャー企業に現に勤めているのであれば、この考え方を部分的に応用することは可能であろう。

①顧客ネットワークの構築(決裁権者1000人とFBで友達になる)

〇先ずは1000人の顧客リストを構築する

webマーケティング企業の場合、法人営業を仕掛ける機会は多い。
そこで、決裁権者1000人とFBで友達になることを目標に働くことが重要である。

何故、決裁権者かというところがポイントで、自ら発注できる社内的な権限が無い人といくら多くつながったところで、ビジネスには繋がりにくいからというのが理由である。

そして、FBで友達になるというのは、メアド、電話、住所といった名刺情報だと、転職した場合にデータベース上の繋がりが切れてしまうためである。FBであれば、転職に関係なく顧客データとしての価値を維持することができる。

〇法人営業を仕掛ける際には、顧客のビジネスモデルを理解すること

株本氏が強調するのは、法人営業に際しては、必ず顧客のビジネスモデルを意識せよということである。

具体的には、顧客の売上、原価、粗利、顧客数、単価といった基本的な情報を頭に入れて、ビジネスモデルを理解した上で提案をすべきであるということだ。

その心は、結局ビジネスというのは、顧客の利益に繋がるから成立するわけであって、顧客の利益が増えるというのは、売上が増えるか、コストを下げるかの2つしかない。

自分が顧客にしようとする提言が、売上増かコスト減につながらないと、究極的には顧客の利益にならないのである。

また、顧客のビジネスモデルを深く理解していれば、より深い商談が可能になり、成約に至る可能性を引き上げることができるということである。

この顧客のビジネスモデル、要するに粗利の構造を理解した上で営業するということは一朝一夕に身に付くものではない。したがって、常日頃から、飲食店に入った際でも、単価、顧客数、家賃、人件費、粗利と言ったものを想像していくような思考が求められるという。

以上のように、顧客のビジネスモデルを理解して本質を掴み、クライアントの利益を伸ばせるようになったら法人営業として100点ということである。すなわち、他人を儲けさせることができるようになるのを目指すというのが骨子なのである。

②webマーケティングのスキルを習得する

Webマーケティング会社に勤めていれば、自ずとそれに関する専門性は磨かれるはずである。この際、正しいマーケティングを実行する時の考え方が非常に重要である。

マーケティング系の会社にありがちなのは、例えばSEOの会社であればGoogle検索の順位を上げることばかりを考えがちだということだ。

しかし、そのような視野の狭いマーケターになってはいけない。日本地図を思い浮かべ、この地域にはどういったタイプの人がいて、どの年齢層の人が多そうだとか、人口は〇〇万人いて、人口分布図・人口ピラミッド的に、どう攻めるのが良いかと、いろいろな角度からインプットしていくことが肝要なのである。

例えば、「20~25歳の△△が好きな女子」というオーダーが来たとすれば、この層はどんなSNSをやっていて、どういったエリアを狙えば良いかとか、例えば、EXILEが好きな層とそれに近い層はどうか等、自分の頭の中でどんどんデータを動かして発想していく力が重要なのである。

検索順位、impression(表示回数)といったwebマーケティングの断片的な計数だけで切っていくのではなくて、多様な定性的な条件で切ることによっても正確にターゲティングができるようになることを心掛けるべきなのである。

以上より、営業をかける時のマインドと社内でマーケティングをインプットする時のマインドをこの次元まで高めることができるようになれば、その掛け合わせによって、かなりレベルの高い人材になることができるのである。

要するに、顧客のビジネスモデルを理解した上で、利益をどうやれば増やせるようになるのかということを常に意識した営業マインドと、マーケティングをする時もノウハウが確固として積み重なっているスキルを習得できれば、ハードスキルとしては出来上がったレベルになると言えるだろう。

③経営者としての人間力を習得する(ソフトスキル)

株本氏曰く、独立して大きなお金を動かしたり、多くの部下を動かせるようになるには、上記のハードスキルだけではまだ不十分だという。

そのためには、経営者としての人間力を習得しなければならないのである。

〇自責の精神を持つ

これが単なる雇われのレベルとして成功できる人と、さらに他者を巻き込んで成功できる人との大きな違いだという。

自責の精神というのは、上司や部下が失敗したとしても、それを言い訳にしないということである。部下がミスをしたのであれば、それは、自分のカバー不足であるし、上司がミスをしたのであれば自分の準備不足という風に考えられる心がけである。

成功している経営者は全て、この自責の精神を持っていて、言い訳をしない。
他方、大半の日本人のビジネスマンは、この自責の精神を持っておらず、常に他人のことを悪く言うばかりなので成功できないということだ。

なかなか、難しいことではあるが、これが身に付いている人は少数であるので、自責の精神を持てるようになれば、大きく他者に差別化できるので、常にこれを意識した行動を心掛けたいところである。

〇経営者目線で考えられるようになる

いずれ経営者を目指すのであれば、常に経営者目線で客観的に物事を考えていく必要がある。

例えば、自分の給料の金額について、企業の売上、コスト、粗利、成長性、同業他社比較という視点から客観的に考えられるようにならなければならない。

それは、金額が多いとか少ないという視点ではなく、経営者の視点から、どうするのが望ましいのかというHRMの観点から考えることが求められるのである。

また、部下については、部下が将来どのようなキャリアを志向し、何によってモチベートされるのかを理解した上で、仕事を振ったり、相談に乗ってあげられるようになる必要がある。

経営者というのは、他社を使って、レバレッジを掛けることができるからこそ、多額の報酬をもらえるのであって、そのためにはHRMの観点から部下のモチベーション・マネジメントを考えて上げないと、誰も自分についてこなくなってしまう。

さらに、優秀でない人材をどのように使いこなすのかも考えなければならない。
何故なら、優秀な人材よりも、優秀でない人材の方が圧倒的に多いからである。優秀な人材であれば誰が使ってもある程度のパフォーマンスを発揮させることができるのであるが、優秀でない人材については、経営者の使い方如何でパフォーマンスに大きな差が出るのだ。

大抵の人は、出来がよくない部下については文句ばかりを言いがちであるが、経営者目線を持つということは、優秀でなくてもどのように使えば結果がでるのかということを考える必要があるのだ。

3. 独立してから年収1000万円に到達するまでのビジネス拡大法

①最初に、有力客から転職のお誘いが来た時が独立のタイミング

さて、上記2で述べたようなスキル、

・顧客のビジネスモデルを理解した上での顧客の利益につながる提案力
・多面的な視点から蓄積されたマーケティング・スキル
・経営者視点での人間力

これらを身につけることができると、必ず、顧客から転職のお誘いが掛かるという。
この時が独立のタイミングである。

この際、例えば、月間30万円程度の報酬を引き出すことは極めて簡単なはずである。
何故なら、法人の顧客の月間コストが1,000万円程度なのはザラにあり、顧客の売上とコストを意識した提案をできているはずなので、自分に月額30万円を提供する分、余剰なその他のコストを30万円分削る、そして、売上を増やせるような提案はお手のものだからである。

ただ、多少給料が良かったとしても、社員としての申し出はお断りする代わりに、フリーランスとして雇ってもらうことが重要だ。

顧客には必要が無ければ雇用と違って、何時切っても構わないというオプションを与える反面、自分は、他の仕事もやってみたいという希望を伝えるだけの話である。

こうして、最初の顧客を掴むと、独立に向けて出発することができるのである。

②1000人のFBリストを使って、独立した旨をお知らせして営業攻勢を掛けまくる

さて、最初の30万円の収入は確保した。
ここからは、売上を拡大していくことが必要だ。その際に、使えるのが冒頭で述べた、1,000人のFBリストである。これを利用して、一斉に、独立した旨と仕事を受けますという営業攻勢を始めるのだ。

もちろん、その際には、LINE、メールを併用しても構わない。

株本氏によると、そうすると必ず5人、10人から仕事が舞い込むはずだという。
何故かというと、経営者は独立した人に優しいからだ。自らの経験を基に、優秀だから独立するのだが、独立した当初はお金がない。だから、一生懸命やるし、金額も高くない。

経営者は自らの経験とも被るので応援してあげたいという気持ちもあるし、発注した方が得だということを知っているので、仕事は回してくれるのだという。

株本氏や株本氏周辺の経営者も、必ずこのプロセスを辿って、成長してきたのだという。
だから、フリーランスになって月100万円というのは極めて簡単に達成できるのだという。
実際、それ位を稼げるフリーランスはごろごろ周りにいるし、仕事のクオリティが低いにも関わらずそれ位の月収を実現しているのは珍しくないという。

その点、webビジネスというのは独立するのに非常に良く出来ている。
リモートで仕事ができるので、掛け持ちし易い。そして、属人的なサービス業であるので、個人に仕事を発注し易い。金融業とか製造業と違って、看板は特に不要なのだ。

そして、与えられた仕事は全て受ける。そうやって、どんどん仕事を格段していくのがこのステージである。

③自分が出来ない仕事や、スキルがない仕事は仲間に振るようにする

最初の顧客からの30万円位の仕事を皮切りに、FBリストを使って一斉に営業を掛ける。
そうすると、どんどん仕事が舞い込んでくる。依頼が来た仕事は断らないスタンスだ。

その場合、キャパシティ的に自分一人で対応しきれなかったり、自分が有していないスキルが求められる場面に必ず直面するはずだ。

その際は、他の独立した仲間に仕事を振っていくようにすれば良い。
それを繰り返していくと、反対に、他の独立した仲間が受けられない仕事が自分にも回って来るようになるものだという。

もうこの段階だと、年収1000万円なんていうレベルはとっくに達成しているはずだ。

④保険としての業務あっせん

万が一、仕事が拡大できなかったとしても、最悪の場合はフリーランスサイト経由で仕事を得ることができる。

上記のようなスキルと経験を持っていたら、いくらでもそういったサイト(或いはエージェント)経由で相応の金額の仕事を得ることは可能だという。

もちろん、中には常駐型とか条件の良くない案件もあるようだが、とりあえず、独立して上手く行かなかった場合の受け皿はあるので、保険として利用できるという。

以上が、株本氏の勧める、ベンチャー企業で修業をして、独立によって年収1000万円を実現するための方法だ。

最後に

ベンチャー企業の方が成長できるというが、具体的にどういった成長ができるのか?
その成長によって、どのような果実(年収アップ等)を具体的に得られるのか?

この点に関する具体的な争点が不明確なまま、ベンチャー企業 VS 大企業の議論がなされてきているところがあると思う。

株本氏は、本件の動画によって、何をもって成長と捉えるのか、そして、その成長によってどのようなプロセスを辿って年収1000万円に至るのかについて具体的に解説してくれている。

漠然としたベンチャーに対する憧れのある就活生、若手サラリーマンにとっては大変参考になる話だと思う。

株本氏は、過去にも長いもの短いものを含めて、ベンチャー企業の方が成長できるといった話をされているのだが、ここまで具体的な話をされたのは今回が初めてであろう。

興味を持った方は、是非、年収チャンネルのYouTube動画の閲覧をお勧めしたい。

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