外資系金融、年収5000万円からの軽井沢の別荘ライフ

1. 外資系金融は軽井沢が好き?

さて、2019年の短めの夏の終ろうとしているが、外資系金融の人達で軽井沢に別荘を持つ人は珍しくない。

別荘というと、箱根、八ヶ岳、蓼科、富士五湖、那須、伊豆といろいろあるが、外資系金融の人が別荘というと大抵の場合、軽井沢に建てたがる。

何故かというと、お金が最大のモチベーションである外資系金融の人達は、わかりやすい贅沢で財力を見せつけたがる傾向がある。車にしても、ベンツとかBMWでも十分なのだが、フェラーリ、ランボルギーニ、アストンマーチンと通常以上の贅沢を好む。
従って、別荘地についても、最もわかりやすくてゴージャスな雰囲気の軽井沢を好む人達が多いのである(中には葉山という人もいるが、少数である。)。

2. 軽井沢の別荘の予算は?

①建築コストの高騰のため、最低でも5000万円~

それでは、軽井沢に新築の別荘を建てようと思うと、どれくらいの予算になるのか?
リーマンショック以降、マンション価格が高騰しているのと共通して、建材費と人件費が高騰しているため、予算はかなり高くなってきている。

土地を買って、その上に建物を新築する場合、どれだけ節約しても3000万円位の予算では不可能で、最低でも5000万円は必要となる。

というのは、軽井沢の場合、東京と比べて建築コストが2回り程高い。
1つには寒冷地仕様にするために費用がかかること。
また、軽井沢は概して地盤が軟弱であり、補強費用がかかる場合や面積が広い(最低でも300坪以上)ため外構に係る工事費なども嵩んだりするからである。
さらに、一般の住宅メーカーは進出していないので、地元の工務店に依頼することになり、そうなると競争原理が働かず全体的に高止まりしがちという理由もある。

このため、坪当たりの建築コストは140~150万円位は必要となる。そうすると、延床面積100㎡の建物でも、4000万円オーバーとなる。

②土地はそれ程高くない

他方、土地はそれほど高くは無い。
もっとも高い鹿島の森の場合、1坪30万円で売り出されている物件もあるが、通常5万~10万円が目安になる。
安いところだと1区画1000万円前後のところもあり、千ヶ滝西地区、三井の森、旧軽井沢倶楽部あたりの別荘地とか南が丘・南原あたりでも3000万円位あれば、それなりの土地を入手することは可能である。

③結局、トータルで7~8000万円、ゴージャスな物件だと1億5000万円から2億円

結局、土地と建物を合わせると、外資系金融の人が納得するレベルだと安くても7~8000万円、MDクラスが財力を誇示したがるゴージャスな物件だと、1億5000万円~2億円レベルとなる。

3. 外資系金融の人達の軽井沢の別荘のイメージ

①立地は旧軽井沢、中軽井沢、南が丘エリアが人気?

軽井沢の中でも別荘立地についてステータスのようなものがあって、大雑把に言うと、南部はあまり人気が無い。軽井沢は歴史的に、今の旧軽井沢銀座のあたりから発展していったからである。

そして、西部の追分あたりも環境が良いのだが、軽井沢駅や軽井沢ICから距離があるからか、外資系金融の人達はあまり選びたがらない。

結局、旧軽井沢、中軽井沢、南が丘エリアに集中しがちである。

②建物にこだわりのある外資系金融の人達

MDクラスで財力を誇示する場合には、建物は必要以上に広くしたがるケースが多い。
実際はゲストが宿泊したりすることは無くても、ゲストルームを設けたり、ゴージャス感を出すために、延床面積が200㎡以上になる物件が多い。

そうなると、上述した通り、坪単価が150万円×60坪以上ということで、建物だけでも1億円を超えて来る。これに土地代と外構工事費を合わせると1億5000万円~2億円コースになる。

③何故か作りたがる2つの不要な設備

もちろん、みんなというわけではないが、外資系金融の人達が別荘に設けたがる2つの不要な設備がある。

1つは、ワインセラー。
もう1つは、ジムである。

お金が余ってきた場合の趣味として、高級ワインがある。
普段、ツバキとかエスペランスに通っているワイン好きのMD達で、趣味のワイン収集を軽井沢でもやってみたいという人達がいるようだ。

 

それから、ジムについてはいかにも米国的なエリートである外資系金融の人達は、別荘でもトレーニングで体重管理をしたいということだろうか?
(もっとも、軽井沢では冬季はジョギングが出来ないので、屋内で運動するしかないというのもあるかも知れないが…)

こういうことをやると、ますます建築コストは上昇していく。

④超高級別荘のイメージ

予算が1億円を超える場合には、当然注文建築となる。
建築家は東京でお気に入りの人を探せばいいのであるが、軽井沢は建築規制が厳しく、また、寒冷地仕様にしなければならないので、軽井沢で実績のある建築家・設計事務所を選択した方がいい場合がある。

以下のリンクが、軽井沢で実績のあるカッコいい建築事務所である。

<新建築>
http://www.shinkenchiku.jp/#projects

<Office Toyoda>
https://www.officetoyoda.co.jp/portfolio

4. 外資系金融の人達の軽井沢での別荘ライフ

①観光地には行かずに別荘に引きこもりがち

外資系金融に限らず、別荘の人の全般的な傾向かも知れないが、旧軽井沢銀座、軽井沢プリンスショッピングセンター、ハルニレテラスあたりには余り行かない。

中軽井沢にツルヤという巨大スーパーがあるので、そこでまとめ買いをしたり、御代田にカタヤマという大変評判の良い肉屋で食材を買ったりして、人混みのところに出かけずに別荘に滞在したり、知人の別荘に訪問するというパターンは多い。

②外食する場合にも、ゴージャスなレストランには事欠かない軽井沢

もちろん、時々は、外食をしに行ったりする場合もある。
軽井沢の場合は、イタリア、フレンチ、焼肉と、ゴージャスなレストランも多く、大変便利である。

その中では、かなりの人気店でテレビとかのメディアでも取り上げられたりしているが、ピレネーというレストランは人気である。何故かというと、肉自体は美味しいのであるが、加えてワインが大変充実している。ワインセラーがあって、ラフィト、ラターシュ、テタンジェといったMD好みの超高価な銘柄がいくらでもストックされている。

③ゴルフやスキーをする人もいる

軽井沢なので、ゴルフ場には恵まれており、ゴルフ好きの人にとっては便利である。
また、スキーがしたければ、軽井沢プリンスにスキー場もある。ただ、これは本格的なゲレンデではないので、草津まで足を延ばす場合もある。もっとも草津はそれほど近いわけではなく、クルマで片道1時間くらいはかかる。

④車好きの人は専用車を置く場合もある

どちらかという、今50代以上のリタイア組に多いのかも知れないが、外資系金融の中には高級外車を好む人もいる。そういう場合には、東京都は別の4WD(ベンツのGクラス、レンジローバー、ランボルギーニのウルス)を別荘専用車として置きっぱなしにする人もいる。
もっとも、軽井沢は山なので悪路もあるため、フェラーリやランボルギーニは向かないと思われる。

5. MD達の不必要に豪華な別荘は、若手バンカーにとってのモチベーションか?

外資系金融で年収5000万円を超えてくると、予算7~8000万円位で軽井沢にそれなりの別荘を持つことが出来る。

MDクラスで年収が億越えになると、必要以上にゴージャスな予算1億5000万円超の物件を持つようになる。

アナリストやアソシエイトだとまだまだ持てないが、激務の若手にとって、ゴージャスな別荘を持ったMDの姿はモチベーションなのかも知れない。
今は大変かも知れないが、あとひと頑張りすれば、医師や三菱商事でも持てない豪華別荘を持てるようになれるのである。

まあ、興味が無い人は全くどうでも良いのかも知れないが、山が好きな若手バンカーは、一つの目標にしてもいいかも知れない。