群馬銀行への就活(第二新卒含む)、年収、キャリアについて

1. 堅実な社風な大手地銀

日銀レポート等で頻繁に地銀の経営難が伝えられている。確かに、地方は少子高齢化・人口減少の影響が大きく、また、地元に優良企業があまり無い。このため、融資ビジネスや個人投資家の投信や保険販売ビジネスで収益を上げるのは厳しい。

さらに、超低金利政策(マイナス金利)の影響を受け、公共債トレーディングで稼げなくなったのが大きい。

このため、一般的に地銀への就職は慎重に考えた方がいいのであるが、群馬銀行の場合は、首都圏に近い経済地盤に立脚しており、財務内容も健全である。
群馬県出身者からすると、今でも就職先企業の有力な選択肢の一つであるだろう。

2. 群馬銀行の年収について

① 年収に関する全体観

有力校の学生からすると、金融機関の選択肢はいくつもあるだろうから、大手金融機関にするか、或いは、群馬銀行へのUターン就職にするか、悩ましいところだろう。

その中で、気になるのは年俸水準である。
一般に、地銀の場合はメガバンクの8掛け位とも言われているが、群馬銀行の場合はトータルではそれぐらいだと考えればいいだろう。

もっとも、20代、特に最初の5年位は給与の上昇率が低く大手金融機関との差は大きい。しかし、30代で課長代理になると差が縮まっていき、40代で順当に支店長(次長)位まで昇格するとメガバンクとの差はほとんど無くなっていく。

給料の上がり方は、年功序列型であり、同期間で業績評価によるドラスティックな差異はないものの、それなりに厳しく、コンサバなメーカーのようにほとんど差が付かないということはない。

② 群馬銀行の入社年次と年収水準の推移について

群馬銀行の場合、他の大手地銀にも言えることだが、最初の5年位は給与の上昇ペースが遅い。
初年度の年収は350万円位で、2年目には400万円位になる。しかし、そこからあまり増えず、入社5年目の20代後半で年収は500万円強位である。

30歳前後で係長になると、少し増えて、700万円位になる。30歳で700万円というのが一つの目安だろう。
そして、課長代理になるとそれなりの給与となり、早い者であれば30代の内に年収1000万円は可能である。40歳時点での年収は1000万円位を期待できるのではないだろうか。

そこから先は、出世次第だが、順調に支店長(次長)だと年収1200位となり、メガバンクと遜色ない水準となる。

なお、福利厚生については寮や社宅は充実しているものの、家賃補助制度は無い。群馬県内の家賃は高くはないが、この点は若干残念である。

3. 群馬銀行におけるキャリア、転職について

群馬銀行から外銀、外資系金融と言うのはまず聞いたことが無い。
しかし、国内系大手金融機関への転職であれば不可能ではない(若いうちが良いが…)。

そのためには、市場部門で経験を積むのが望ましい。英語ができる行員は少ないので、TOEIC800以上持っていればアピール材料になるし、証券アナリス資格(CMA)は難しくない割に社内評価はそれなりなので、そういうものを取って市場部門を狙うという手もある。

また、群馬銀行に限らず大手全般に言えることだが、半年位の期間、野村證券とか大和証券といった大手証券会社でトレーニーに行かせてもらえる機会がある。そうして、大手証券会社の市場部門の人とネットワークを築いたり、情報収集することはおススメである。

まとめ

群馬銀行は地銀の中ではまだまだ十分生き残れる力を持った銀行と言えるだろう。
とはいえ、経営環境が厳しいことは間違いないので、地元で長期間それなりの高水準の給与をもらい続けることができるという保証は無い。このため、自分の市場価値の向上を意識して、市場部門等でスキルアップを心掛けたいところだ。