外資系企業の面接上の留意点。英語に不安がある者はランチ付の面接を避けよ。

結論:英語に不安がある者は、外国人とのランチを取りながらの面接は避けるべきである。

これは、自分の経験から学んだことである。
今から20年ほど前のこと、自分はまだ国内系金融機関にいたので英語力には自信がなかった。

そうした中、某スイス系証券会社の投資銀行部門のポジションの話がヘッドハンター経由で舞い込み、国内の責任者との面接は余裕でクリアし、最後に海外の本部長(オーストラリア人)との面接を残すのみとなった。
そして、そのオーストラリア人とランチを取りながらの面接が設定された。

ところが、その面接は自分なりに満足の行くできではなかった。
ただでさえ英語力に不安があり、ランチを取りながらだと食べることに何割か気を取られるのでその分集中力が下がる。特に、外国人とのランチ面接の場合には、箸よりもナイフとフォークを使うケースが多いので、余分に下を見たり手を動かしたたりという動作が加わることになるのだ。

案の上、最終的にこのポジションについて、オファーはもらえなかった。
ヘッドハンター経由でその理由について尋ねたところ、やはり英語力が不十分ということであった。

経験、専門性、国内の関係者との面接はクリアしていたので、英語さえクリアしていたらオファーはでていたはずだ。実にもったいない話である。

外国人との面接の日程調整では、ランチタイムを避けるべき。

自分はこの経験以降、外国人との面接ではランチタイムを避けるようにしている。
もちろん、それ以降外資系企業で15年以上勤務しているので、今はそれなりに英語での対応力には自信があるが、それでも確実性を期すために、外国人との面接についての日程調整を行うときは、最初からランチタイムを外すようにしているのだ?

それでは、ランチが付くかどうか微妙な時間帯の場合にはどうするのか?

例えば、ヘッドハンター経由で、面接の時間帯を打診されたときに、11:30~、とか、12:30~、とかランチが付くのか付かないのか微妙な時がある。
そういう時は、遠慮なくヘッドハンターに、「食事をとりながらの面接は集中力が低下するからできれば避けて欲しい。」と言えばいいのだ。

「オファーを取りたい」という願いは、求職者もヘッドハンターも共通しているので、その旨伝えて転職活動にネガティブな影響があることはない。
実際、帰国子女などのようなネイティブな人を除いて、日本人の場合には英語力に何らかの不安を抱えている人は少なくないので、ヘッドハンターもその点すぐに理解してくれる。

そういうわけで、英語力に自信がない場合には、外国人とのランチを取りながらの面接はうまく回避するのが賢いやり方だ。