NOVA、TOEIC、英字新聞。中学生並みの英語力を外資系企業で働けるまでに上達させた英語学習法

1. 得意科目だった英語が8年間のブランクで中学生レベルに低下

私は26歳の時に、キャリアアップを目的として外資系企業に転職したいと考えるようになった。ところが、英会話ができないという大きな問題点があったので、外資系企業で働けるようになるまで英語力を高める必要があった。

私は学生時代には英語は得意科目であり、今でいうセンター試験では英語は193/200点であった。ところが、大学生の4年間、社会人の4年間の合計8年間、全く英語を勉強しなかったので英語力は中学生レベルまで低下してしまっていた。また、新入社員時に受けさせられたTOEICは400点代であった。

2. 最初に採った対応策は英会話学校のNOVAに通うことであった。

今から20年以上前のこと、当時は英会話学校というとNOVAがTVCMを展開するなどして人気があった。私は早速、会社の独身寮の最寄り駅近くにあるNOVAに通うこととした。

NOVAは少人数(4人以下)のレベル別のクラス制を採用しており、入学時にレベルを決めるためのレベル・チェック・テストを受ける必要があった。
当時、レベルは最上級の1からアルファベットもわからないレベル7Cまでの9段階であったが、私は何と下から3番目のレベル7Aであった。自己紹介とか趣味とか、ろくすっぽしゃべれないレベルである。

クラスは中学生とか主婦とかと一緒であったが、受験勉強で詰め込んでいた文法や単語をレッスンを通じて思い出すことにより、1か月後にはワンランク上のレベル6に昇格することができた。

それで、少し自信を取り戻した私は、レベル上げを目標として予習・復習に取り組み、3か月後にはレベル5に昇格ができた。そして、NOVAの入会から半年後にはレベル4まで進むことができた。

初心者の場合にはマンツーマンでやるよりも、クラスレッスンで十分であり、レベル上げをモチベーションに通学するのが良かったのではないかと思う。
結局、NOVAには約1年位通学し、中学生並みのレベル7Cからビジネス英語一歩手前のレベル4まで上達することができた。

3. 英会話学校と並行してTOEICスコア上げを進めることが効率的

もちろん、週数回、NOVAに通うだけでは不十分である。そこで、私が行ったのはTOEICスコアの大幅アップを目指したことである。私の学習開始時点のTOEICスコアは400点程度であったが、1年以内にTOEICスコアを800点以上取ることを目標とした。

TOEICがいいのは、他の資格試験のような合格か不合格かのゼロイチの世界ではなく、800点を目指して結果780であったとしても、それはスコアとして外部にアピールできることである。

例えば、日本の大手企業に勤めている場合には、TOEICスコアは人事評定の参考とされ、アピールできるし、外資系企業への転職を図る際には英語力を示す機会となる。もっとも、外資系企業で働くためには最低でも860点以上は無いと、かえってネガティブな情報となってしまうが…

TOEICスコアを上げるために私が採った学習法は、シンプルに書店で売っているTOEICスコアアップを目的とした参考書と問題集を解くことである。CD付きの書籍が多いので、リスニング、リーディングの両方を学習することができるのであるが、英語学校の学習と大変相性が良く、短期でスコアアップできたと思う。

私は、学習開始から1年の間にTOEICを2回受験し、1回目が780点、2回目が820点であった。TOEICスコア820点では外資系の面接をクリアするには全然不十分なのだが、土俵に上がることはできるようになった。

4. 更に並行して進めたのが英字新聞の購読

英会話学校とTOEIC学習と並行して、私は英字新聞、デイリー読売を毎朝駅の売店で購入することとしたが、これも大変有用だった。

まず、英字新聞を購読することによって毎日コンスタントに生きた英語に触れることができる。英字新聞は短くわかりやすい表現とトピカルな時事的な単語を習得するのに役立った。

また、読解力だけではなく、シンプルな良い英語で書かれているので、英作文(スピーキング能力)の向上にも役に立った。また、英会話学校に通っていると、その時々の時事的な話題について話せると会話が弾むので、モチベーションアップにもつながった。

5. 最後に、締めはベルリッツで。

私は上記の、英会話学校、TOEICスコアアップの学習、英字新聞の購読の3つの手法を併用して、約1年間でTOEIC400点代から820点、中学生レベルの会話力からビジネス英語手前位の会話力まで向上した。

しかし、これではまだ外資系企業の面接をクリアするには不十分なので、最後に私はベルリッツに通うことにした。ここはマンツーマンで目的に応じたレッスンをやってもらえるからである。私の場合、外資系企業の面接対策というのが目的であったので、それに応じたプログラムを作ってもらった。費用は30万円位であった。

ベルリッツは週1回、数か月通うことになった。もちろん、これで十分ということは無いが一定の自信はつき、最低限面接には何とか臨める程度にはなったと思う。

まとめ。英語をマスターするメリット

結局、私は26歳の時に外資系企業で働けるようになるための英語力を身に着けるために、約1年半に亘り、NOVA、TOEIC,英字新聞、ベルリッツという手段を講じた。掛かった費用は総額100万円弱である。その結果、何とか最低限外資系企業の面接を受けられる程度の英語力は身についた。

20代でキャリアップを図りたいサラリーマンは面倒ではあるが、英会話をマスターすることはおすすめである。
何故なら、30過ぎるとどんな優秀な人でもゼロから英語を身に着ける気にはならないので、結局、人材マーケットは英語ができる人とできない人との2つのマーケットにわかれるからだ。
どれだけ優秀であっても、英語ができない人は、英語必須の世界には入ってこれない。従って、同じ程度の専門性や経験の場合、英語ができるかできないかで年収水準が2倍以上異なることも珍しくはない。

また、40歳、50歳となると転職市場は厳しくなるが、英語が必須の世界だと、対象者が限られるので高齢であっても転職が可能となる。
英語をゼロからマスターできるのはせいぜい20代のうちなので、可能であれば将来のキャリアアップを見据えて英会話をマスターしておきたいものだ。