与沢翼流の成功の極意は「成果報酬」型。「固定報酬」型のサラリーマンが絶対にお金持ちになれない理由。

億万長者で知られる与沢翼氏であるが、彼はお金持ちになるための方法を書籍やYouTubeなどで広く紹介しているが、その中でサラリーマンがお金持ちになれない理由について、「固定報酬」制度に着目していた点が面白い。

精神論的な話であるが、共感できる人は多いのではないだろうか?

1. 成果報酬型の個人経営者と固定報酬型のサラリーマンとの違い

①日々のスタンスが全然違う

与沢翼氏によると、サラリーマンは「ぬるま湯」である。

固定報酬型が大半のサラリーマンの場合、頑張っても頑張らなくても報酬額は大して変わらない。

それに対して、個人経営者の場合は頑張れば頑張っただけ収入が増えるし、頑張らなければ減収どころか、倒産してしまうおそれまである。

このため、個人経営者の場合は、毎日が勝負であるため、日々いかにして売上を増やすか、また、いかにして経費を削るかということを真剣に考え続けている。

このような日々のスタンスの差は、一週間、一ヵ月、一年間と蓄積されていくため、数年間では物凄い差が開いてしまうことになる。

②経験の質と量が違う

サラリーマンの場合は、分業制になっており、与えられた業務をこなすだけでこれは会社全体から見るとごく一部ということになる。

他方、個人経営者の場合には、例え規模が小さくとも、経営戦略、企画、営業、マーケティング、採用、経理・納税、リスク管理と全てについて自らが当事者となって対応せざるを得ない。

このため、固定報酬型のサラリーマンと成果報酬型の個人経営者とでは、日々業務において経験できる範囲や質が全く異なってくるという。

③成果報酬型の個人経営者は、工夫する

成果報酬型の個人経営者は、売上を拡大するために工夫をする。

というか、工夫をせざるを得ない。

自分以外に誰も考えてくれないからだ。

販売を開始する1分前までも、極限まで売るために工夫をして改善を積み重ねていく。

このような習慣がついているかどうかで、固定報酬型のサラリーマンとは圧倒的な差がついていくのだ。

2. サラリーマンの場合でも、「成果報酬」型に切り替えよ

与沢翼氏によると、仮にサラリーマンを続ける場合においても、お金持ちになりたければ、「成果報酬」型に切り替えるよう経営者に相談せよという。

彼によると、「固定報酬」から「成果報酬」に切り替えて嫌がる経営者はいないはずだという。

何故なら、経営者と固定報酬型のサラリーマンとの間には利益相反があるからだ。

サラリーマンの立場では多くの固定報酬が欲しい。

しかし、経営者からすると固定報酬であればその分利益が減るのであって、経営者にとっては不利なので承服できない。

したがって、固定報酬の場合は、経営者とサラリーマンの間には利益相反があるため、基本的に固定報酬のアップは容認してもらえないはずだという。

他方、成果報酬型の場合は、利益相反は無いというか、経営者にとっても歓迎の筈だという。

例えば、現在の固定報酬のサラリーマンが作る売り上げを超えた部分の20%をサラリーマンに還元する場合、残りの80%が会社に残るため、経営者にとっては例え20%をサラリーマンに還元したとしても、それは自分にとって有利なので反対する理由は無いからだ。

もちろん、大企業の場合は全体としての制度・仕組みといった問題があるのでこの例のように簡単にはいかないだろうが、理屈としてはそういうことだ。

3. 成果報酬型の方がサラリーマンにとっても有利なはず

固定報酬型のサラリーマンからすると、成果報酬型、特に完全成果報酬型の給与体系はリスクがあるということで敬遠しがちである。

しかし、与沢翼氏からすると、リスクは無いしサラリーマンにもその方が有利だという。

どういうことかというと、最低限の生活費、ライフラインは副業なり運用なりで確保しておけばいいのだという。

つまり、貯蓄・運用・副業、何でもいいので、住居と生活費さえ何とか確保すると、サラリーマンの場合、成果報酬でも最大のリスクは収入ゼロ、要するにマイナスが無いので何も失うものはないという。

反対に、成果報酬だと報酬は青天井なので、やればやる分だけ儲けられる。

要するに、最大リスクはゼロ。他方、アップサイドは青天井。

従って、絶対にそちらが得だという。

いかにも与沢翼氏的であり、自分に自信がある者しかなかなか実行できないかも知れないが、サラリーマンからお金持ちになりたいと強く願う人間にとってはシンプルでわかりやすい考え方ではないだろうか?

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