年収800万も?東大生も応募すべき?メルカリに新卒で入社することの意義。

1. 赤字決算も、まだまだ余裕のメルカリ

2019年2月7日、メルカリの第2四半期の決算が公表された。

結果は、米国事業が相変わらず足を引っ張り続け、まだ開発段階で収益を産まないメルペイ事業のコストが響き、上期累計で最終損益が約44億円の赤字であった。

他方、国内事業は絶好調で、2018年10~12月の流通総額、月間ユーザー数ともに大幅のアップであった。

また、赤字といっても、メルカリは多額のキャッシュを抱えており、財務的にコントロールしながら対応できるようである。

2. メルカリの新卒採用

米国事業や新規事業で苦戦はしていても、抜群の知名度と、成長性を誇るメルカリである。

大変柔軟性に富む、ユニークな雇用システムを有しているメルカリであるが、他の日本企業と同様に新卒採用もやっている。

https://www.mercari.com/jp/recruit/newgrads/

新卒採用も、典型的な日本企業とは異なるユニークで中途採用に近いイメージである。

まず、通年採用なので、いつでも応募可能である。

そして、インターン経由で入社する方法と、インターンを経由せずに面接のみで入社する方法もある。

当然、コース別採用になっており、

エンジニア、

デザイナー、

プロデューサー、

と職種別の採用がなされている。

3. メルカリの新卒は初任給もバラバラ?

メルカリの新卒採用は中途採用に近い柔軟性がある。

したがって、初任給も人によって異なるし、交渉も可能なようだ。

少し前の、ソーシャルゲーム全盛期に、DeNAやグリーが初年度の年収が1000万円以上も可能ということをアピールしたが、実際、1000万円を新卒時からもらえた社員がどれほどいたかは定かでない。

他方、エンジニアの場合であるが、既に初年度の年収が800万円という事例も出ているようだ。

非エンジニア職の、プロデューサー職の場合は大体450万円位が初年度の年収の目安の様だ。

4. メルカリに新卒で入社することのメリット

①最新、最強のネットビジネスに参画することができる

ネットビジネスは、まだまだこれからも成長が期待されるビジネス分野である。

しっかりとしたスキルを身に着けると、将来の起業や、他のベンチャー起ち上げに参画することも可能となる。

また、メルカリの場合はネームバリューもあるので、大企業に中途採用で入社するという選択肢もあるだろう。

ある意味、最強のECビジネスを展開している会社なので、そのビジネスに参画できるという意義は大きいだろう。

②フィンテック事業(メルペイ)も進行中である

今のところ開発段階で、収益的には足を引っ張っているメルペイ事業であるが、こちらも注目度は高いし、戦略的な投資分野である。

最初は決済事業を起ち上げ、その後は各種金融事業への展開を目論んでいるようだ。

メルカリの場合、社内異動については極めて柔軟性が高いようなので、こちらに異動してフィンテック事業に参画するという選択肢もある。

③副業OKなので、将来独立・起業を考える人には向いている

メルカリは明確に「副業OK」を強調している。

いきなり起業というのは抵抗があるが、サイト運営、受託開発等、副業から小さく始めて様子を見るという選択肢もある。

メルカリには、優秀なエンジニア、デザイナー、マーケティングスタッフ、コーポレートスタッフが存在するため、他の会社よりも成長できる機会に恵まれているだろうし、将来に向けたネットワーク作りもし易いだろう。

④充実した社内研修・教育体制

例えば、英語であるが、1 on 1レッスン、オンライン英会話等の語学研修インフラがあるし、海外カンファレンスなど出張する機会も多い。そして、何よりも、外国人社員も多く、英語を話せる機会が多い。

また、セミナー参加制度があり、一定の条件で会社が費用まで出してくれる。

どこの会社も、研修・社員教育重視とは言うが、ここまで各種制度が整った会社はそれほど多くない。

⑤従業員持ち株会制度

ずっとサラリーマンをやっていると、株式保有とは無縁になってしまう場合が多い。

昔の大企業というのは、従業員持ち株会制度を推奨し、多くの社員が自社株を保有していたようだが、最近では必ずしもそうではないようだ。

将来、独立・起業したいという人は、そもそも「株式」について十分認識することが必要であって、従業員持ち株会制度によって若いうちから株主になるのは悪くない。

5. 難易度はどうか?

メルカリの場合、メガバンクや総合商社と違って、一括採用ではない。

従って、多くの学生と直接競争をするというイメージでは無いので、競争率とか、難易度を図ることは難しい。

もっとも、外銀・外コンのようなハイスペックの学生達と少ない椅子を巡って戦う必要は無いし、総合商社のように、OB訪問での評価を積み上げていくような面倒臭さはないであろう。

スペックは高いに越したことがないが、メルカリのプロダクトに対する愛着度・関心度や、会社の経営理念に対する共感度・理解度、そして、何よりも現に働いている人達との相性・好かれるか、といったところがカギとなるのだろう。

外銀のValuationとか、外コンのフェルミ推定、ケース対策といった特有の知識対策とかが不要であるので、東大生も、勉強を兼ねて話を聞きにいっても面白いのではないだろうか?