就活生は、日テレの岩田絵里奈アナを見習おう!超難関企業でもスペックさえ上げれば可能性は高まる。

1. 「無理ゲー」と思っていたキー局女子アナ職もスペックが高いと狙える?

キー局の女子アナなど、狙ってなれるものではないと思っていた。

そもそも、1社あたり数人なので、枠自体が10人位だ。

そこに、数万人(記念受験が大半なのだろうが)が応募するわけだし、マスコミ特有のコネがあるので、狙っても無理で、最後はくじ引きのようなものかと思っていた。

しかし、たまたま、日テレの岩田絵里奈アナのスペックを見たところ、他の応募者とはスペックがまるで異なるので、たまたま運良く内定できたのではなく、必然で内定できたのではないかと直感した。

2. 岩田絵里奈アナのスペック

まず、岩田絵里奈アナとはこういう方。

岩田絵里奈 | アナウンスルーム | 日本テレビ

ポイントをまとめると、以下のような感じである。

(1)学歴

慶應大学文学部卒業である。

女子アナの場合、広く大衆からの親しみやすさ、人気が重要なので、必ずしも、東大>慶応ということにはならない。

むしろ、過去の成功した歴代の著名女子アナを見ても、慶応の方が東大よりも明らかに多いので、女子アナという観点から見ると慶応は最強であろう。

(2)資格・経歴

これが岩田アナのスペックにおける最大の特徴、最大の強みと考えられるが、彼女は「岡崎歩美」という芸名でスターダストプロモーションに所属し、TVドラマやCMに出ていたのだ。

Wikipediaがソースだが、中学生の時に、「ニコニコ少女」というBS番組の主演の実績があり、大学入学後も、「SHARK」、「きょうは会社休みます」という日テレの番組に出演していたのだ。

女子アナというのは本来は報道の仕事なのだが、何十年も前からタレント・芸能人化しているので、こういったタレント歴というのは評価されるのだ。

日テレの同期が元乃木坂46の市來玲奈であることも踏まえると、芸歴重視は明らかであろう。

このタレント歴というのは稀少価値があり、いくら慶応で美人だといっても、大学入学後にタレント歴を作ることは極めて困難である。

今は下火のようだが、ミス〇〇という程度の肩書ではフォローできるものではない。

これは、一般の就活における、留学経験とか体育会のようなもので、早い段階から用意しておけば、大いに差別化できるスペックなのである。

(3)特技

岩田絵里奈アナの特技は、マジックである。

彼女の場合は、大学時代に毎週マジック教室に通っていたという程、本格的にやっていたようだ。

あと、上手いかどうかはよくわからないが、彼女は特技としてモノマネもできるようで、ローラや篠原涼子のモノマネを披露したようである。

これは、上記(2)の女優としての経歴と比べると、小ぶりではあるが、学歴、女優歴と合わせると、更にスペックを上げる要素になっているだろう。

まあ、一般の就活だと、証券アナリストとか、簿記2級とか位だろうか?

こういったものは単発で保有していても、それだけでは難関突破できないが、学歴、留学歴(TOEICスコア)に証券アナリストあたりを加えるとさらにスペックを高めることができるので、効果的であろう。

(4)容姿

これは、外銀・外コン・総合商社といった、難関職種では求められない要素であろう。もちろん、ある程度は評価の対象にはなるかも知れないが。

ここで重要なのは、容姿というのは主観的な判断基準であり、数値化できるものではないので、容姿だけが武器であっても、女子アナは不可能であろう。

要するに、上記(1)から(3)のスペックあってこその容姿なのである。

まあ、彼女の場合は女優をやっていた位であるので、ここは軽くパスできたのであろう。

3. 一般の就活生がスペック上げについて参考にすべきこと

キー局の女子アナなんて、1学年で10数人しか採用されない世界なので、数百人位が採用される外銀・外コンの方が遥かにマシである。

一見不可能のような女子アナでさえ、スペックが高ければ、くじ引きの世界ではなく、ある程度内定をもらえる見通しがつくのである。

結局、就活なんていうのは、スペックでほとんど決めれる世界である。

早くから相応の準備をすれば、物凄い難関に見えても、スペックを揃えたものにとっては、内定が見えているのである。

従って、難関企業にどうしても行きたいのであれば、早いうちから準備をしていけば良いだけの話である。

まず、学歴であるが、今でも最重要要素の1つであることは変わらない。

ES、Webテストなんて学歴フィルターと当該企業の人気度次第であり、学歴が良ければまずこの段階では落とされない(除く外コン)。

反対に、学歴がMARCH未満であれば、いくら立派なESを書いても、ろくすっぽ読まれもしないでES落ちだ。もちろん、企業はそんなことは公式には絶対認めないが、そんなことはES制度ができる前の大昔から不変の事実である。

だから、志望企業との兼ね合いで、学歴が不十分だと思えば、「不公平だ」と文句を言っている暇があるなら、対応策を練った方が早い。

例えば、まだ入学したてであれば、仮面浪人で早慶を受験すればいい。

2年オーバー以内であれば、就活上は不利にならない。

或いは、コミュカレ経由で海外の大学に編入するというのアリだ。

グローバル人材は引く手あまたであり、英語+海外でのリーダーシップ経験があれば、一流企業への途はグッと近づく。

次が資格・経歴である。

留学経験(或いは帰国子女)或いは体育会は、別格だと学生自身も認識している。

そうであれば、自分もやってみればいいだけである。

就活のために体育会に行くのは難しいが、留学だと対応可能だ。

公式な交換留学は難しいようだが、個人で手配できるホームステイに毛の生えたようなものでもTOEICスコア900あたりとくっ付けると立派な差別化要因となる。

また、資格と言っても特技に近いレベルであれば、証券アナリストとか簿記2級は簡単であり、それが単独であればアピール力は弱いが、学歴と留学と合わさると強い。金融のプロフェッショナル職志望者にはお勧めである。

4. とにかく早くから準備をすること

岩田絵里奈アナの強みは、学生の内から女優としての活動をしていたことである。

もちろん、中学生の頃から女子アナを目指していたのかどうかはわからないし、途中女優から女子アナ狙いにピボットしたのかも知れない。

ただ、将来は芸能界で活躍したいという漠然とした思いがあったのではなかろうか。

学生も「何をやったらいいかわからない」といって悩んでいても時間の無駄である。そもそも、トップの学生が外銀・外コン・総合商社と全然違う職種を併願するのだから、やりたいことなど不確定だが、難関企業突破に必要な対応を淡々と早いうちから採っているのだ。

そういう学生は、漠然と、お金持ちになりたい、人よりいい暮らしがしたい、将来起業したい、周りから凄いと思われたいと言った願望に気づいているはずだ。

だから、学歴に語学力はさっさとクリアして、IBDのジョブに備えたファイナンス、外コンに備えたケースとフェルミ推定、企業分析に情報収集を早くから始めているのだ。

従って、やりたいことが決まっていようがなかろうが、入学と同時に英語対策と情報収集を人より早く始めるべきなのだ。

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