【就活ルール廃止】MARCH生にとっては有利なので、早めにゴール設定をしよう。

1. 就活ルール廃止により、就活の前倒しは不可避と考えられる

いわゆる就活ルールの廃止が決定し、その賛否については大きく分かれるところだが、就活の実質的な前倒しは不可避と考えた方がいいだろう。

何故なら、就活ルールは既に形骸化しているので、その形式的なルールが外れれば、更に後ろめたさがなくなるので、企業としては遠慮なく形式的にも実態に合わせた前倒しができるからである。

また、大企業の人事部等の採用責任者はサラリーマンであり、エリートコースに乗っているような人たちがメインだと思われる。

そういった人たちは、「出遅れたのでいい学生を採れませんでした。」という失態は絶対避けたいので、不安やプレッシャーから前寄りに行動するだろう。

そして、横の動きを特に気にする日本人・日本企業の場合は、自社が出遅れないようライバル企業の動きに合わせていくので、全体的に前倒しになることは容易に予想される。

2. 学生の対応としては悩む必要は無く、早く動けばいいだけ。

学生側も、就活ルールの廃止とその影響を気にしている向きもあるようだが、悩む必要は無い。

早めに動けばいいだけの話で、1年生から準備をすれば、遅いということはない。

そもそも、人気企業に限らず、上の世界に行きたいという学生は、早くから準備している。弁護士になりたい学生は、法科大学院制度ができたので、入学と同時に対応をするし、プロスポーツを目指す体育会の学生は入学と同時に競争が始まっている。

何事も競争と言うのは早めに動いた方が有利であり、就活だけが異なることはない。

外銀、外コン、総合商社といったところは、とにかく競争が厳しいので、本人が優秀であったとしても、他の優秀な学生に相対的に勝たなければ内定はもらえない。

したがって、就活ルールが廃止されたのだから、早めに対応すればいいだけなのだ。

 3. MARCH生は早めに動けば有利ははず

①東京にある~情報戦で地方の大学より圧倒的に有利~

実は、就活ルールの廃止に伴う就活時期の前倒しは、MARCH生にとって有利である。

何故なら、ルールが不明確な環境下における競争においては、情報を握っているものが有利だからである。

人気企業と言うのは、東大、早慶あたりで半分位を占めるので、MARCH生はそれ以外の有力大学、地方帝大、地方国立、首都圏国立、関関同立等と枠を巡って争うこととなる。

そうすると、情報から隔離されがちな大学よりも相対的に東京中心部にあるMARCHは有利なのである。

有力企業は、予算や優先度があるので、東京と同じエネルギーを地方の大学に振り向けてはくれない。

京大ですら、情報収集には苦労するという。

したがって、東北大や名古屋大学のような地方国立とか、関関同立といったあたりよりも、早く適切な対応が採れればその分有利なはずだ。

②首都圏でも小規模の国立よりは有利

MARCHのライバル校は、首都圏にも数多く存在する。

立地が首都圏にあれば、情報収集において平等のようにも見えるが、実際は、そうではないだろう。

それは、学校のカルチャー的なものもあり、少人数でのんびりしているところは、情報を取れる学生の数も少なく、マインド的に焦って動こうとしないところがあるからである。

具体的には、首都圏の国立大学で、

一橋大学、東京工業大学、東京外国語大学、千葉大学、埼玉大学、横浜国立大学、

あたりはそうである。

また、私立でも(MARCHと競合しない場合もあるが)、成城、成蹊、明治学院、武蔵、神奈川、独協といったところよりも、大学が就活に熱心で、OB/OG数が多いMARCHが有利では無いだろうか?

4. 最初に、ゴール設定をする。

就活の最初に何をすべきかというと、ゴール設定である。

大学に入ったばかりで、何がやりたいかわからないという学生は多いかも知れない。

でも、実は、何がやりたいかなんて大学4年生になっても、学生のままなので、よくわからない。

実際に入社してみて、やりたい仕事が期待外れだった、反対に、希望していない企業・職種だったにも関わらず満足している、なんてことはいくらでもある。

それに、そもそも、日本の企業の新卒採用の大半は、配属先を決めない形での採用なので、部署によってやる仕事は全く異なるので、やりたいと考えた仕事ができる可能性は低いのである。

となると、結局、何で選ぶかと言うと、

年収、

モテ度(ステイタス、企業名)、

将来性、安定性、転職力、

ワークライフバランス、

業種・企業名のイメージ、

といった大雑把なイメージと待遇面である。

これらの要素のどこを重視するかによって、志望業種・企業はだいたい決まってくるのである。

例えば、総合商社に内定した先輩とかに本音を聞いてみたらいい。

就活の時は、「プラントやりたい」「投資事業をやりたい」というようなことを言っているが、実際は、年収が良くて格好いい感じがするといった程度である。

学生の間に、本当にやりたいことがわかる方が少数であるから、イメージと待遇から選んでいけばいいのである。

物凄くお金が欲しいというのであれば、外銀か国内証券のコース別採用、或いは、運用会社。

転職力を磨きたい、将来起業・独立したいというのであれば、戦コン、あるいは(本当の)ベンチャー。お金はそこそこでいいから、安定したのがいいなら、インフラなどが候補にあがる。

そして、お金が良くて周りをアッと言わせたい(カッコいい)というのであれば、例えば、総合商社と大手広告代理店が候補となる。

また、お金とかステイタスよりも、自分が好きな商品・サービスがあって、そこにこだわりたいのであれば、メーカーということになってくる。

もちろん、候補は複数で構わない。

実際、全然方向性が異なる、外銀、外コン、総合商社の3つを狙う学生は多いし、特定の業種を狙っていても、内定の確率を上げるためには、他業種も会社訪問することが求められるからである。

5. ゴール設定ができたら、それに向かって必要な準備を始めていく

上記のように、自分が重視する価値観に基づき、本音ベースで希望の業種、企業、職種をある程度具体的に決まったら、それに向けて、準備を進めるべきである。

もちろん、ターゲットとなるゴールに向けて、必要なことが異なるわけである。

留学(英語)とか、体育会といったものは、それ自体普遍的に使えるスキルである。

他方、証券アナリスト・株式投資といったものは、金融業界と投資部門を有する会社向けの対策である。

将来、ベンチャー・起業を目指すものは、ベンチャー企業でのアルバイト、アフィリエイトサイトを実践する、プログラミングスクールに通ってみるといった対策が必要となる。

業種に関係なく簡単かつ費用がかからないでできる準備は、その業界・企業をよく勉強することである。

新卒採用サイト、会社HP、IR情報を熟読するというのがおススメである。

また、インフォーマルな形で、なるべく多くの社会人(特に成功している人)から話を聞くというのも良い準備である。

最後に

就活ルール廃止は学生に負担を強いるとか言われているが、早く動けばいいだけの話である。

MARCH生は、立地、サポート体制、学生の人数と言った環境において、有利なはずなので、早めにゴール設定をして準備を始めることだ。