ランボルギーニを買う人達の年収、職業、自動車ローンについて

1. そもそも「新車」のランボルギーニは、いくらぐらいで買えるのか?

①ウラカンEVOがターゲット

ランボルギーニの場合、大きく分けて、ウラカン、アヴェンタドール、ウルスの3つのラインナップがある。このうち、ウルスはSUVタイプなので除外すると、スポーツカータイプの選択肢はウルスかウラカンとなる。
https://www.lamborghini.com/jp-en

しかし、アヴェンタドールはモデルチェンジのタイミングなので、2021年10月時点では受付停止となっている。(もっとも、車両本体価格が4500万円を超える高額モデルであるが…)。

このため、現時点で購入対象となり得るのは、ウラカン一択となる。なお、ウラカンも現在販売されているのは後期モデルのウラカンEVOというタイプになる。2駆と4駆、STOという上級モデルがあるが、最も安いモデルが2653万円となっている。

②しかし、ランボルギーニもオプション料は高額である

フェラーリやランボルギーニの様に、車両本体価格が高い車はオプション料も高い。しかし、下取り価格にも影響するので、これをケチるわけにも行かない。

港区の正規ディーラーの人の話によると、一般的なオプションを付けて、諸経費込みで3000万円、多少はみ出しても3100万円位で購入可能だという。

フェラーリのローマあたりだと、オプションと諸経費込みで、3200~3300万円位ということなので、若干安いイメージだろうか。

③納車時期は10か月後

ランボルギーニやフェラーリの様な超高級車は基本的に受注生産方式なので、納車に時間がかかる。フェラーリの場合は、1年半~2年程度だという。

他方、ランボルギーニの場合は、2021年10月現在で約10か月である。
これでも、ベンツやポルシェと比べると非常に遅いのだが、フェラーリと比べると1年以上早い。フェラーリを待つのが嫌だから、ランボルギーニを買おうという人もいる。

これが、フェラーリと比べた場合の、ランボルギーニの有利な点だ。

2. ローンを利用すべきか?ランボルギーニの購入方法は?

①有利な低金利ローンが用意されている

ランボルギーニを買うには、オプション・諸経費込みで3100万円位を用意できれば良いということがわかった。

それでは、キャッシュで買うべきなのか、或いは、ローンを活用した方がいいのか、購入方法が気になるところである。

この点、港区の正規ディーラーの人に聞いてみると、金利1.79%のローンが使えるという(2021年10月20日時点)。フェラーリのローン金利が1.90%ということなので、悪くない条件だ。また、残価設定ローンも用意されている。

なお、他にも金利1.90%の提携ローンも用意されているそうだ。

②ランボルギーニ購入者の半分以上がローンを使用することの意味

低金利ローン、提携ローン、残価設定ローンを充実させているのは、利用者が多い、ローンを利用して買って欲しいということである。

ランボルギーニの場合は、半数以上の人がローンを利用するという。

これには2つの意味がある。

第1に、超高級車だからといって、キャッシュでポンと買えるような顧客は必ずしも多くは無いということ。

第2に、会社経費を利用するため、会社名義で購入する顧客層が多いということ。

この点については、後ほど、ランボルギーニを買う人の年収、職業の箇所で言及したい。

③ランボルギーニをローンで購入する場合のシミュレーション

ランボルギーニのウラカンEVOの最も安く買えるモデルの場合、諸経費込みで3100万円を用意すれば十分足りるということである。

そこで、残価設定型ではなくて、一般的なローンを想定してみよう。

3100万円のうち、約半分である1600万円を頭金として用意できれば、ローン金額は1500万円ということになる。

2021年10月時点の1.79%で、3年払いにした場合、月々の返済額は約42万円となる。

さすがにこれでは支払額が多いというのであれば、頭金をあと500万円ほど余分に用意し、ローン借入金額を1000万円にすれば、月々の返済額は約28万円程度となる。

このあたりのシミュレーションについては、以下の様なソフトを使うと、いろいろと試算することができる。
https://www.michinokubank.co.jp/general/simulation/mycar.html

3. ランボルギーニを買うために必要な年収は?

①経費が使えるという前提であれば、実質年収3000万円あれば購入可能か?

上記のシミュレーションは、頭金を1600~2100万円位を用意し、ローンを使えば月々28~42万円位で購入可能という試算であった。

そうすると、経費が使えるのであれば、役員報酬が2000万円位で、経費として1000万円程度を回せることができれば購入可能ということである。

要するに、実質年収が3000万円位あればランボルギーニは購入可能ということであり、この点はフェラーリと同様である。

②ローン審査があるので、余裕をもって年収4000~5000万円位が実際は必要?

上記のローンを使うシミュレーションについては、ローン審査をクリアするというのが前提となる。このローン審査というのは楽勝というわけではない。何故なら、ランボルギーニのローンの審査に落ちる人がいるから、金利が若干高い提携ローンが用意されているわけである。

特に、個人が経営する会社の場合、ある程度の頭金を入れないと微妙な場合もあるという。

また、ローン審査はクリアできたとしても、実質年収≒車の価格というのはギリギリな感じがある。もちろん、とにかくクルマ優先のライフスタイルの人もいるかも知れないが、ランボルギーニクラスのクルマを買うのであれば、相応の暮らしをしたいものである。

そういうこともあり、港区の正規ディーラーの人の話によると、年収4000~5000万円位が結構多いのではないかということだ。

③ランボルギーニ購入者の職業

会社経営者、開業医、芸能関係、地主、外資系サラリーマンと、ランボルギーニを買う人の職業は様々ということであるが、ポイントは経費を使えるかどうかである。

例えば、年収4000万円のサラリーマンの手取りはせいぜい2200~2300万円である。月々に換算すると190万円を切ってしまう。1500万円位の頭金を用意して、月々の支払いが43万円となると、それ程楽ではない。また、外資系企業の場合は、ボーナスの比率が高いことも多く、ボーナスを除いた月々の手取りはもっと少ないことが多い。

そう考えると、サラリーマンの場合、年収4000万円クラスでも余裕で買えるとは言えない。

結局、会社経営者とか、医師でも開業医の様に、上手く経費を使えるかどうかがランボルギーニのオーナーになるための近道ということか?

4. ランボルギーニの下取り価格

パテックフィリップやオーデマピゲといった、超高級時計の一部のモデルは、店頭での購入がほぼ不可能で、並行販売店ではプレミアム価格となっている。コロナ後は、株価上昇の効果もあって、特に高騰している。

そう考えると、供給体制に限界がある超高額品という点では、自動車も共通している。そこで、ランボルギーニの下取り価格や中古車価格が上がっているのか気になるところである。

結論的には、ランボルギーニの場合、コロナ前と現時点とで、特に下取り価格や中古車価格に変化は無いという。

ランボルギーニのウラカンの場合、3年後の下取り価格は良くて6割位だという。
もちろん、決して悪い数字ではないが、フェラーリやポルシェのカレラの7割と比較すると、少し劣るようである。

もちろん、中にはプレミアムが付くモデルもあるようだが、それは限定品の話であるそうだ。

長期的な値下がり率は低いかも知れないが、値上がり益を狙うことは難しく、残念ながら投資対象にはならないようだ。

5. ランボルギーニを買えるようになるには、どういう職業に就くのが良いか?

上述した通り、経費が使えるのであれば実質年収3000万円、経費が使えないサラリーマンであれば年収5000万円クラスが望ましい。そのためには、以下の様な職業が考えられる。

①医師の場合

医学部に行く学力と実家の財力があれば、もっとも手堅い方法はこれだろう。
ただ、勤務医では年収4000~5000万円は厳しいので、開業医になるしかない。
開業医であれば経費の使用も可能だし、年収3000万円は十分射程圏内であろう。

あるいは美容外科の場合は、雇われ分院長でも十分可能だろう。

②外資系金融機関の場合

外資系金融の場合、経費が基本的に使えないので、年収3000万円クラスでは厳しい。年収5000万円となると、外資系金融の中でも特に高給である外銀フロント職(IBD、セールス、トレーディング他)に限定される。

リーマンショック前の好況期であれば、20代でも購入可能であったが、現在では30代以降でそれなりの実績が無いと難しいのではないだろうか。

<リーマンショック前の外銀MDのバブリーな暮らし>
https://career21.jp/2019-01-02-124819/

③会社経営者の場合

一旦社会人になってから、医師になったり、外銀に入社することは難しい。
ランボルギーニ・オーナーになりたければ、このルートを狙うのが良いだろう。

別に会社経営者といっても、IPOを目指したり、億単位の売却を目指す必要は無く、手堅く稼いで実質年収3000万円を実現すればいいのである。

自ら会社経営者になるというのがポイントであるので、必ずしも最新のネット系ビジネスとかバイオベンチャーを起ち上げる必要は無いのである。塾、飲食、コンサル等の従来型のビジネスでも構わない。

サラリーマンを長くやっていると、たとえ超優秀な人でも、自ら起業して会社経営者になるというのはハードルが高い。それは、両者で求められるスキルや経験が異なるからである。それでも、アップサイドを狙って、ランボルギーニ・オーナーになりたいというのであれば、副業等から小さく始めてみて、上手く行きそうだと判断してから始めればリスクを抑えることができる。

6. コロナ後に変化はあったか?

2020年前半においては、物流機能・生産機能に影響が生じ、一時的に混乱も見られたそうだが、今はほぼ平常ということである。

納期、下取り価格、中古車市場等、大きな変化はないという。
また、正規ディーラーによると、コロナ前後での顧客層の変化は特に見られないという。

パテックフィリップやオーデマピゲの様に、値上がり益は期待できそうにないので、投資対象にはなり得ないが、慌てて駆け込んで購入する必要も無さそうだ。

7. 中古車市場について

ウラカンは2014年頃から販売されているモデルなので、5~6年前の中古であれば、2000~2500万円位で購入可能である。外観は今のモデルと大きく変化していない。このため、同じくらいの予算で買えるフェラーリのカリフォルニアと比べると、ウラカンの中古の方が見栄えがいいという人もいるかも知れない。

他方、アヴェンタドールについては、モデルチェンジのタイミングで受付を停止したことから、やや市場は強含んでいるという。

もっとも、フェラーリと比べると納車は10か月後ということを考えると、急いで中古を買う必要は無いかも知れない。

フェラーリやマセラティのオーナーの年収や職業に関心のある方は、以下の関連記事もご参照下さい。

<フェラーリを買う人の年収と職業>
https://career21.jp/2018-10-04-160210/

<マセラティを買う人の年収と職業>
https://career21.jp/2018-10-05-133410/

  • ブックマーク